歯科口腔外科は口の中とその周辺の外科的な処置を行うことを目的としています。
そのため歯科口腔外科で行える治療には、親知らずの抜歯や顎の骨折、顎の周辺にできてしまった腫瘍の切除、口蓋裂や口唇裂があげられます。
親知らずに関しては通常の歯科でも行うことができますが、すんなり抜けない場合や歯茎に埋まりこんでいる場合など切開が必要な場合は歯科口腔外科でないと行うことはできません。
また大量の出血が伴われると判断された場合も、詳しい検査が必要となるので、歯科口腔外科の方が向いています。
なお親知らずの抜歯や先天性疾患である口唇裂などの他に、交通事故などによる口のけがの治療も行います。
さらに味覚異常や舌痛、口腔乾燥症など内科的なことも行っているほか、神経性の疾患である顔面麻痺も扱っており、口内炎などの口腔粘膜疾患も診ています。
インプラントの埋入手術や歯列不正などの審美的な面でも扱っており、幅広い分野の疾患を扱っています。
歯の症状はさまざまで、その対応法もさまざまです。
外科手術で対応する必要がある場合もあります。
外科手術が必要な場合は歯科口腔外科に行く必要が生じます。
歯科医院にはさまざまなシステムがあり、歯科医院に口腔外科専門医が月に何度か来院することもあります。
相談することで診察日の調整ができます。
口腔に気になる症状がある時には口腔外科の専門医の診察を受けるのが大切です。
専門医の的確な診察によって、症状に対する適切な対応法が分かります。
歯科口腔外科で対応できる症状はさまざまです。
抜歯の必要性のある親知らずなども、歯科口腔外科で対応します。
親知らずがあり今は症状がなくても、出張や受験などを控えている場合は早めに対応して抜歯しておくのが重要となります。
埋伏歯の抜歯も歯科口腔外科で行います。
こうした歯をそのまま放置しておきますと、歯並びに良くない影響を与えます。
抜歯することによって、そうしたことを防ぐことができます。